2007年 10月 19日
野村亜矢さんのうつわ展 |
10月11日、展示会の初日には、北海道が初めての亜矢さんも愛知県安城市からはるばる来ていただいた。感謝。
釧路、函館など道内の遠隔地から駆けつけていただいたお客様もいらして、熱心なフアンの存在に改めて感嘆しました。東京、岐阜からも電話注文が入り、エー、スゴイですね。
さて、作品は初めて届いた土鍋、グラタン鍋、ミルクパン。さらに、パン皿はじめ各種皿・鉢、ボール、ふたもの、カップ、花入れなど充実して、お客様も満足、満足。
「野村さんの器は、モダンなんだけど、尖がっていないで、とてもあったかい雰囲気なのね。」 ロクロ挽きは性に合わず、もっぱら手捻りの技法で作るほっこりとした造形に、都会的な幾何学的模様がやさしく馴染んでいます。
私が野村さんと最初に会ったのは8年前、陶芸家の吉川千香子さんの案内で常滑の「やきもの散歩道」めぐりをしている折、そこに勤めていてご自身の作品も展示しているお店で。素敵な器に出会えただけでなく即、作家にもお会いできたわけです。「私、まもなく独立します。」こんなラッキーな出会いはそうあるものではありません。早速、初窯の作品を送ってもらう約束して以来のお付き合いです。
素直で飾らない人柄は、ちっとも肩肘張ったところが無く、ものづくりへの真摯な姿勢が伝わってきます。基本的なデザインイメージは変わりませんが、日々進化していく野村さんの器に今後も注目です。
[写真・左]パン皿 20センチ四方 高さ2,5センチ 5,250円
[写真・右]角鉢 15,5センチ四方 高さ4,5センチ 5,775円
by seigendo
| 2007-10-19 17:50