2009年 03月 29日
白いうつわ 水野克俊 |
白という色は、いろいろだ。
純白、乳白、青白、グレーな白とまったく多様で、奥が深い。
骨董の李朝白磁に魅せられて、この迷宮に迷い込む陶芸家も少なくない。
四国は愛媛県、砥部のさらに山奥に陶房を構える水野克俊さんも白磁一筋の作家だ。
水野さんの器は、どれもきりっとして清々しい。造形にごまかしが微塵もなく、端正に仕上がっている。
なかでも、私好みの逸品は、白磁しのぎ7,5寸皿としのぎマグカップと断言できる。
我が家の食卓に出番が多いのはもとより、その爽やかな器はとりわけ朝の食卓にお似合い。
朝日が窓辺を満たす頃、パンとコーヒー、そしワンプレートのモーニング。
白磁しのぎ7,5寸皿 直径22,5cm×高さ3cm 価格4,725円
白磁しのぎマグ 直径9cm×高さ7,3cm 価格5,250円
by seigendo
| 2009-03-29 11:59